美沙希(ふくわらい)の姉です。

この度は美沙希の小説にお邪魔します。

読者であるみなさんはご存知の通り、昨年脳腫瘍が見つかり大学病院に入院しました。
手術は2回ほど行い、無事生還することができました。
いちど、全身が麻痺仕掛けましたが体力があったおかげで喋ることが可能になり、手足が動くようになりました。
ですが、先月の定期検診で脳腫瘍が見つかりました。
まだ完治はしていませんでした。
美沙希はまだ若く、手術をハイスピードで行ったのでこれ以上手術は難しく、脳腫瘍の位置が神経に絡まっていたため手術はできませんでした。
赤外線と抗ガン剤治療をすることになりました。
日に日に弱まっていく美沙希は誰よりも元気に笑っていました。
抗ガン剤のせいで抜けていく髪にも拒絶することなく、毎日を前向きに過ごしていました。
4月20日。美沙希が意識不明になりました。
そのときはもう何もかもが真っ黒でした。
お母さんもお父さんもただ泣いていました。
医者から告げられたことはただひとつ。
もって3日と。
美沙希は頑張りました。
余命を宣告されてから3日目に美沙希は目を覚ましました。
何かを必死に喋っていました。
翌日私は美沙希の大好きなテディベアの一番大きいぬいぐるみを買いました。
最期がくるならせめて笑顔だけは見たかったから買いました。
4月24日。
美沙希は天国に行きました。
私がテディベアをもって病室に行った頃にはすでに息を引き取ってました。

美沙希は頑張りました。

全身麻痺になりかけても、退院しても腫瘍が再発してしまっても、毎日笑顔で幸せそうに過ごしてきました。

美沙希の小説の読者であった皆様、これを読んだ皆様、ふくわらいの小説は更新されないことご理解お願いします。
そして、美沙希を忘れないでください。