構えると魔王は不快な笑い声で笑ったのだ。
「構え方おかしい!」
プギャーと笑われ、わたし絶句
「なっ……!」
「それレイピアやし、片手剣。
剣道のつもりなんやろうけど、剣道にすら
なってないで?」
また再びプギャーと笑われましたこの野郎
「……ぐっ!」
「はっはっは。出直してきぃ?」
いつもいじられるとウワサの魔王様は……
今日はわたしをいじりました。
「出直さんわ~っ!」
剣道の構え方で切りかかったが、あっけなく
かわされる。
「そーやって戦うもんちゃう」
耳元でささやいた魔王様は悪のオトコ。
「出直してきます、この野郎」
「野郎ってなんや!」
もう
この魔王様、勝負にならん。
さようなら。
