意味不小説(笑)短編集

「勉強せえやぁ!な?」

「先生ぇ~やることないんです!」

千衣子は首を振って、おねだりをするかのような素振りを見せる。

桃恵は手を唇に置き、艶めかしい笑みを浮かべた。

「そうなんですよ、先生……はっはっは」

「といってもお前等受験生やろ?」

受験生というキーワードが頭には入らない件。というふたり。

「あー……」

「しらね。ぺぺぺぺぺっ」

受験生というキーワードに危険信号が走るからやめてよ、みたいな顔をする千衣子。

受験生というキーワードに困惑の渦が渦巻く
桃恵。

「さっさとやれやぁ!」

先生のミニ怒号に

ふたりはコソコソ話をした。

「……なぁ、なんかヤンキーみたいやな
先生?」

桃恵が言い出しっぺだ。

「そうやんな。学生でもないおっさんやのに」

ふたり、あざ笑う。

心がクスッとね。

はよせえはよせえうるせぇな

ふたりはそう思うことだろう

            おわり

このあとは

先生にいじられました……。ふたりで。

いつもいじられている、逆襲なのであろう。

             真のおわり