彼氏の好きなヒトになる方法



だから頑張ったとしても、俺の気持ちが無かったらやっぱり数ヶ月で終わる。

長く続けるには、やっぱり"その子"が必要なんだ。



俺が好きになれる女の子が。



「……まあ、とりあえず会ってみろよ。ちょうどさ、他校の女友達から男紹介してって言われてんだよね」

「え……いやでも、付き合うかどうかは……」

「だから会ってみるだけだって。他校だからその後気まずくなることもないじゃん?会ってみて、無理そうだったら終わり。簡単だろ」


こいつはすぐ『簡単』って言う。俺にとってはめちゃくちゃ難しいのに。


早速その女友達とやらに連絡をしているのか、機嫌良さそうに携帯を操作するサトシ。


彼を横目に、俺はなんだかなあと思っていた。


……我ながら、最低なことしようとしてる。


好きになれないのに、彼女を作ろうとするなんて。








その後、早速サトシの元に届いた女の子の写真を見た。


三人くらいの写真をそれぞれ見て、どの子もなんだか派手で話も合わなそうだったので断った。