外野から見てるからこそ見えてくるものってあると思うし。友達の恋愛相談とか聞いてると特にそう思う。
うーんと私が頭を悩ませている間も、俊くんは話を続けた。
「隼ってやつも。俺より佳菜のことわかってるし、気も合うし、不安にさせたりもしないんだろうね」
「……隼は、付き合いが長い分わかるだけだよ。私は隼より俊くんがいいから、ここにいるんだけど?」
「…………………」
少し強い口調で言ってみると、俊くんはそれ以上何も言わずに押し黙った。
だって気づいたらネガってるんだもん。悪い癖だ。
私がタオルや食器などの生活雑貨を見ていたら、やがて俊くんが「ごめん」と謝ってきた。
「別に卑屈になりたいわけじゃないんだけど……。一兄とあいつに関しては、なんかこう、モヤモヤするっていうか」
珍しく俊くんが言葉に迷っている。
私はパッと思いついたことを率直に言ってみた。



