まてまて!ここから、出られるのか…?

若葉「だ、誰か居ませんかー?あはは…?」

ーーーポタッポタッ

髪の毛から水が滴る。ううー。さっむ。

ーーキィ

ドアの開く音がした。

誰か来た!!

?「ううー。あれ?何で床びしょびしょなの?」

若葉「あっ」

あの!言いかけて声をおさえた。自分がこんな目にあってるの知ったら

笑われるんじゃ…?

?「あれ?ドアにつっかえ棒がしてある?誰かいるの?」

ーーコンコン

ノックされた。答えないと。

若菜「あ、の、開けてください」

?「ふぎゃぁぁぁ!」

ええええええ!声かけておいて!?結構傷つくなぁ

若菜「あの、つっかえ棒とってくれませんか?」

?「ひぃっ!ぼ、棒!?あ、棒ですね!?あゎゎ」

テンパってるのかなんなのか…

ーーぎぃぃぃ

若菜「あ、ありが、とう!」

わぁぁ!可愛い!肩下くらいの髪の毛でふわふわしてる!