2人は一緒に帰ろうとした。

「神居さん」

「ん?」

「友達できました?」

「いや、まだだなぁ。俺やっぱりヤンキーに見えるっぽいし。」

「あーらー。」

南は少し翔が可哀想に見えてきた。

「神居さん」

「なに?」

「どんまいw」

「ひどくね」

「私が友達でいるじゃんかー」

「まぁね」

翔は、私が友達って事を受け入れてくれないと思ったのてびっくりしていた。

南はびっくりして翔をガン見してしまっていた。

「え?なに?」

南は翔に声をかけられて我に戻った。

「はぁぁぁ!ごめんなさい!!」

南は恥ずかしくて顔を背けてしまった。

家に着くまで、2人が顔を合わせることは無かった。

「家着いたから……じゃあね」

「あっはい」

2人は目が合ったが恥ずかしさのあまり顔を赤くして目を背けた。