杏奈ちゃんの恋事情



麻「優月は弟くんたちと仲良くしてる?」


優月の質問タイムみたいになってしまって、みんなが質問をしていく

元々優月はみんなと仲が良かったけど、こんなふうに質問を受けたことはなかったしな。



優「うん!」



麻「あんなイケメンな弟羨ましいわー」



優「ほんとに、ほんとに私の弟なのかなーってたまに思う」



涼「でも、結構似てるよなー、杏奈も優月も」



優「え?
私とお姉ちゃんが?
ないよ!」


え…



優「こんな綺麗じゃないし。
私には遺伝されなかった」



麻「あー、兄弟だわー」



圭「ほんと」



慧「優月可愛いよ?」



優「…うるさい!」


優月は伊野ちゃんの頬をつねる



慧「いってぇ!
本心言っただけだろ!」



優「嘘つけ!
思ってもないこと言うな!ばか!」



慧「思ってるから言ったんだよ!」


あらあら。
仲いいわー。



優「そーやってお世辞ばっか並べんな!」



慧「お世辞じゃねぇって!
ほんとにかわいーっつーの!」



優「っ///
うるさーい!」


今度は両頬をつねる



みんな「あははは」



慧「いってぇ」


伊野ちゃんは痛そうに頬を撫でている

そんな姿を見て



優「あ、ごめん
痛かった…?」


途端に優しくなる優月



慧「っ///」


伊野ちゃんの頬を触って反省している



そんな2人をみんなはジーッと見ている

視線に気づいた優月は



優「あ…///」


顔を真っ赤にして手を離し、麻里の後ろに隠れる



麻「もっとやっててもよかったのにー」


いじわるっぽくいうと



優「違います!!!」



光「照れちゃってーかーわいー」



涼「かーわいー」


みんなで優月をからかう。