私達の親は海外にいる

出張…ってゆーのかな?
アメリカに本社をもっているからそっちにいっている。


お兄ちゃんは大学生だし、一人暮らしをしている
でも、頻繁に家に帰って来るけど…





ガンッ



『いた!』


ボーッとしていて前を見ていなかった私は看板に足をぶつけた


…こーゆーのって地味に痛いんだよ…



?「大丈夫?」


え…?
この声…



『け、圭人!?』



圭「おはよ
ってか、大丈夫?
音やばかったけど」


彼は、岡本 圭人【オカモト ケイト】
同じクラスの私の好きな人。
優しくて紳士で、背が高い。イケメン



『大丈夫!』



圭「ふは
ほんとにおっちょこちょいだよね
一緒に学校いこ?
危なかったら助けてやるから」


え…?
嬉しい…//



『うん!』




圭「そーいえば、弟入学したんでしょ?」



『あ、そーそー!』



圭「双子でイケメンらしいじゃん
杏奈の家庭って美男美女だよな」



『私以外みんな可愛いしかっこいいの。
私には遺伝されなかったんだ。』


はぁ…とため息をつくと圭人もため息をつく



圭「充分かわいーし。」



『え?なに?』


ボソッと呟いたので聞こえなかった



圭「なんでもなーい」



『なんだよー。』