杏奈ちゃんの恋事情






5分くらい同じ体制でいるんだけど…
辛い…



『…優月?』


俺の体に抱きついていて動かない




優「…慧くんいい匂いする」


ふにゃと笑うと俺の胸に顔を埋める




『また後でギューしてやっから。
家帰るぞ、みんな心配してる』


俺は立ち上がり優月の手を握る


そのままグイッと持ち上げると軽々と立つ優月



俺は手にギュッと力を込めて、歩いた。




side 慧 end