side 優月
…どうしよう…
どうしよう、嫌われちゃったかな
ううん。嫌われたよね
…脳内であの会話が流れてくる
『よし、慧くん誘いに行くぞ…』
ドキドキする胸をぐっと抑えて私は下駄箱で待つ
10分待っても来ない
慧くんのローファーはまだあるのに
?「桜井 優月さん?」
後ろから私の名前を呼ぶ。
少しびっくりして後ろを向くと
ケバい3年の女子が3人立っていた
『…はい』
「ちょっと、いいかしら」
『あの。人を待っているので…
出来ればここで』
「…はぁ。
先輩が来いって言ってんだから、来いよ」
『…人を待ってるんですよ』
もし、慧くんが帰ったら、お姉ちゃんとの約束が守れない。
今日、告白するって決めたの…
「ちっ。
単刀直入に言うから」
リーダー格の人が腕を組みながら私を睨む
「伊野尾くんに、近づかないで」
…伊野尾…?
『慧くん?』
伊野尾って慧くんしかいないよね…
「なに名前呼びしてんだよ。」
「生意気すぎ。」
後ろの先輩も私を睨みながらボソボソと暴言を吐く
なんなの…?
「…私伊野尾くんと付き合ってるの」
…え?
でも、彼女はいないって…
「ずっと、私と付き合ってるの
なのに、あんたみたいなぶすが近づいて…
いい迷惑よ。
気づかない?
伊野尾くんが迷惑してるの」
……
なにを言い返していいのかわからなく、言葉が出ない
「わかった?
私と伊野尾くん、愛し合ってるの。
2度と近づかないで」
そう言って先輩達は去っていった
……慧くん彼女いたんだ…
どうして言ってくれなかったの?
…もう、関わらないようにしよ。
私は2年の下駄箱に向かう為に、歩き出す。
足元がふらふらして落ち着かない
…どうしよう…
どうしよう、嫌われちゃったかな
ううん。嫌われたよね
…脳内であの会話が流れてくる
『よし、慧くん誘いに行くぞ…』
ドキドキする胸をぐっと抑えて私は下駄箱で待つ
10分待っても来ない
慧くんのローファーはまだあるのに
?「桜井 優月さん?」
後ろから私の名前を呼ぶ。
少しびっくりして後ろを向くと
ケバい3年の女子が3人立っていた
『…はい』
「ちょっと、いいかしら」
『あの。人を待っているので…
出来ればここで』
「…はぁ。
先輩が来いって言ってんだから、来いよ」
『…人を待ってるんですよ』
もし、慧くんが帰ったら、お姉ちゃんとの約束が守れない。
今日、告白するって決めたの…
「ちっ。
単刀直入に言うから」
リーダー格の人が腕を組みながら私を睨む
「伊野尾くんに、近づかないで」
…伊野尾…?
『慧くん?』
伊野尾って慧くんしかいないよね…
「なに名前呼びしてんだよ。」
「生意気すぎ。」
後ろの先輩も私を睨みながらボソボソと暴言を吐く
なんなの…?
「…私伊野尾くんと付き合ってるの」
…え?
でも、彼女はいないって…
「ずっと、私と付き合ってるの
なのに、あんたみたいなぶすが近づいて…
いい迷惑よ。
気づかない?
伊野尾くんが迷惑してるの」
……
なにを言い返していいのかわからなく、言葉が出ない
「わかった?
私と伊野尾くん、愛し合ってるの。
2度と近づかないで」
そう言って先輩達は去っていった
……慧くん彼女いたんだ…
どうして言ってくれなかったの?
…もう、関わらないようにしよ。
私は2年の下駄箱に向かう為に、歩き出す。
足元がふらふらして落ち着かない

