泣くなって


それに比べて私は…ショートヘアーで髪の毛がみんなと違って少し栗色をしている…はぁ…恋したいな…




―ガラガラ



「はーい、じゃあ席に着けー。」




そう言って入ってきたのはあの校門で会った先生だった。




「これから1年間、このクラスを受け持つことになった阿部勝斗(アベマサト)だ。お前らには悔いのない1年にできるようがんばって行こうな。」




先生って顔が整ってるんだね。カッコイイ。そこらの男子をずば抜けてカッコよく見えるのは気のせいかな?




「よーしじゃあお互いの事を知るために自己紹介しまーす。名前と誕生日とあと、なんだ?適当に一言ヨロシク!」




適当にって…どういう風に言えばいいんだっ。ていうか、私1番だしっ!