これを『運命の恋』と呼ばないで!

そう言いながらもムリに開こうとはしない。
抱きしめたままスカートのホックも外し、するっと下着を捲り始めた。



「せ、先輩、自分で脱ぎますから」

「ダメ。俺がやりたいんだ」

「で、でも…!」


脱がせ方がいやらしい。
わざとゆっくり下ろしてる。


「なつみが可愛くて仕方ない。お前を抱く夢をずっと見てた」


耳元で囁く声にゾクゾクする。
足の力が抜けてしまいそうで、どうにも立っていられない。


「俺の服も脱がせて」


頭の上から声がする。
胸を隠してた手を開いて、ワイシャツのボタンに指をかけた。


「色っぽいな」


言葉の一つ一つにドキドキしてしまう。
その言葉を受け止めながらボタンを一つずつ外していった。


先輩の肌は小麦色に近いナッツ色をしていた。
泳ぐのが趣味で、夏になると海へ通ってるからだと言った。


「それで」


筋肉がついてるのも理由が分かった。
その逞しい胸板に擦り寄り、軽く唇を押し当てる。


「煽るなって」


そう言いながらも先輩は私を受け入れようとしてる。
重なる前から密着してた体は既に熱くて、どうしようもないくらいだ。


「抱いて。先輩……」


大胆すぎる自分が恥ずかしい。
でも、それ以上に離れてなんかいたくない。


「俺の名前は先輩じゃねぇよ。奏汰って呼べよ」



「……かな……た……(せんぱい…)」


心の中で呟いた途端、熱いキスが全身を襲った。
音を立てながら吸われていく首筋も胸も絶対に跡が残ってそうだ。