ただ…暗闇は少し怖いかも。





暗いとちょっとした光でフラッシュを思い出しそうになるから。





その心の声が聞こえたかのように





「帰りは考慮するから心配するな。なんなら迎えにでも来てもらえ。」






生徒会長の言葉に驚きながら






「…これ以上、迷惑かけたくないから大丈夫です。」





私の言葉を生徒会長は黙って聞いていた。