「きょ…今日、森田先生に首席なのに入学式の言葉を言わなかった代わりに生徒会の仕事を頼まれたの。生徒会長さんが必要だからって。 …それはいいの。でもその生徒会長…根津先輩が私の本名を知ってたの…。それで怖くなって…。」 また涙が出そうになった私をハル姉は抱きしめてくれた。