まわりはヒソヒソ

あれは、誰?

楽しい昼もなくなったって



「羊子、どうした、さぁ食べよう?食べさせようか?」


「いい、食べる」


「美味しい、伊織さん美味しい」て言うと、それ待ってましたと口を開けて待っている

悟が羊子に「社員に見せつけてあげたら?」


「伊織、あーん」と口元に運んだ

周りから見たらバカカップルにしか見えなかった。


でも羊子に微笑んでいる社長


「冷酷からほんわか社長だ」



「羊子、これは?」


「私もう入らない、ご馳走さま」