未知の世界4


部屋に着くなり幸治さんは私をベッドに押し倒した。






「キャッ!」







構わず続ける幸治さんに、私は






「待って、待ってくださいっ」






タイムをかけた。     






これだけはちゃんと言わなきゃ。






「あ、あの、」







「ん?」






「キスマーク・・・・・・」






「もっと欲しい?」






「違っ!!






違います・・・・・・






その今日のお風呂で、たくさんついてて・・・・・・。







少し恥ずかしくて。







それから、旅行から帰ってから、健診が・・・・・・。








幸治さんの顔を見ずに言った。







顔を見てなんて、恥ずかしくていえない。







幸治さん・・・・・・







傷付けちゃったかな?






チラッと幸治さんを見ると。






「じゃあ見られないところならいいのね。」






え?え?え?







上から、腋の下、おへその下へ。







一番恥ずかしいところにも・・・・・・。







「あっ・・・・・・、」






幸治さん、それキス?
      






ヤバイ・・・・・・。限界かも。






「あっ・・・・・・!?」







「これ、そんなに好きなんだ。」    







意地悪な顔をして、また私の下に顔を埋める幸治さん。



 
 


何度限界に達したのか分からない。





意識が朦朧としてる。






ボーっとした頭で考える。






気付くと幸治さんは私に覆い被さっている。





一日にこんなに何度も、繋がってる。






嬉しくて涙がこぼれた。 

 



「ご、ごめん。辛かったか?」 





幸治さんが、驚いた顔で私を見る。






「嬉しくって・・・・・・」






そういうと再び幸治さんにスイッチが入った。






それから夜中まで、幸治さんと繋がった。

 



私は最後にはそのまま眠りに落ちてしまった。