ホテルに戻ると、ホテル近くにある温泉に歩いて行った。
ホテルにもお風呂はあるけど、歩いていける距離に有名な温泉があるということで、行ってみることにした。
温泉はもちろん男女別。入口で別れて女湯へ。
「あんまり長湯するなよ。のぼせても助けてやれないから。」
「はい。30分後にはここら辺にいますね。」
「おぉ。」
幸治さんと別れ際にそんな言葉を交わし、女湯へ。
脱衣所でロッカーを探し、服を脱いだ。
「あっ!!!」
ハッとして周りを見たけど、音楽が流れていて皆私の声に気づいてない。
忘れてた・・・・・・。お昼前に幸治さんにキスマーク付けられてたんだっけ。
っていうかっ!?
これ、ダメじゃん!
これからお風呂に入るのも嫌だけど、旅行から戻ったら健診だった!
はぁ~進藤先生になんて言われるかなぁ。
そんなことを考えながら服を脱ぐ。
う・・・・・・やっぱり。
既に消えてるところもあるけど、かなりたくさん付けられた。
その一つを触ってみる。
幸治さんに吸われた痕。
ヤバッ。
タオルを強く股に押し付ける。
思い出しただけで・・・・・・。
タオルを目一杯体にかけて、いざお風呂へ。



