お昼ご飯をホテルで済ませると、私たちはビーチに向かった。
本当はダイビングをしてみたかったけど、私の心臓を考えてダイビングはやめた。
普段海なんて見ないから、海岸で歩くだけでも嬉しかった。
幸治さんとの海、これが二回目。
いつか夜に連れてってくれた。
その時、初めて幸治さんの気持ちを聞いた。
分かりにくかったけど・・・・・・。
まぁ、それは置いといて。
海岸を歩いていると、地元の人と話す機会があった。
ビーチから見える大きな岩。
『あれは、ゴリラ岩って言われてるんだよ。』
ゴリラ岩・・・・・・。
「フフッ。ゴリラ!」
私は思わずその岩を見て吹き出した。
確かにゴリラだ。
「うん、ゴリラだなっ!」
幸治さんもツボにはまったみたい。
そのゴリラ岩がダイビングスポットみたい。
「いつか私もダイビングしたいな。」
「あぁ。そうだな。一緒に免許取ろうな。」
幸治さんはそういいながら、少し落ち込み気味の私の頭をクシャッと撫でた。
いつかまたここ来たいな。
その時、私たちは二人だけなのかな。
それとも・・・・・・。



