未知の世界4


警備員室で事情を話し、すぐに警備員と良子の元へ走った。








「ハァハァハァハア!」







良子は意識を飛ばすことなく、荒い呼吸をしていた。







「もう先生が来るからね。大きく息を吸って。」







かなは良子を落ち着かせて、楽な姿勢にさせた。






「もう大丈夫だからね。」






何度もそう優しく声をかけた。






良子もかなの膝の上で落ち着いたのか、呼吸はすっかり落ち着きを取り戻していた。















タッタッタッ!








廊下の奥から白衣を来た誰かが走って来るのがわかった。






「ここです!」







かなは大きな声で呼んだ。







そして近づいてきた白衣の人物は、      






「かなっ!」






幸治だった。







「幸治さん、説明は後にします。  






5分ほど前に発作が起きて、今は発作が止まって、呼吸も落ち着いてます。」






冷静に話すかなに幸治も落ち着いて対処した。







良子はすぐに近くの救命センターで処置をされた。







かなは良子が心配だったが、病室に戻ることにした。