未知の世界4


行くところは同じ階にある内科の待合室。




患者さんはもちろん、お見舞いに来ている人たちも時間をつぶせるような休憩室になっていて、テレビやソファが置いてある。





そこには普段入院している時、たまに使っていた。





一人でいる狭い病室よりも、開け放たれた空間にいる方が息がつまらない。





そんなことを思いながらソファに座って、そこに置いてある雑誌を広げた。






雑誌を読んでいると、ふと目に入ったのは、私よりも若くて、高校生くらいの女の子だった。




普段ソファに座っているときに他の患者さんを見ても、特に何か思ったことはなかったが、その高校生くらいの女の子の手首には、見覚えのあるバンドがはめられていた。





あれ?






そう思うと同時に、女子高生のそばに行く。