かゆい・・・・・・。
かゆさで目を覚ますと。
え?知らなかった。
ここは病院だよね?
何度も見てきた天井・・・・・・。
喉がかゆくて目を覚ました。
口には酸素マスク・・・・・・。
何が起きたのかよく覚えてない。
胸には心電図まで付けられてる。
一度心臓を患うと、心電図は欠かせないんだね。
かゆいと思って体をかきはじめると、さらにいろんなところがかゆくなる。
機械を動かしてしまい、警報音が鳴り響くけど、さらにかゆみを増していた。
手にはこれから何時間入れるのだろう・・・・・・って思うほどの点滴の量。
シャッ!
とカーテンが開けば、慌てて看護師さんが部屋に入る。
「鈴木さん、起きましたね。
体はかゆいと思いますけど、かかないようにお願いします。」
そんなこと言われたら、余計にかゆみが増す。
無視してかきつづけると、早川先生と私服の幸治さんが入ってきた。
あれ?私服ってことは、一度帰ってきたんだ。
それで、私が病院ってことは・・・・・・。
聞かなくても分かった。



