「ケホッケホケホケホ!」
勢いよく扉を開けると、そこにはかなが床に全身を触りながら咳をしていた。
時折喉の周りを押さえている。
「ケホケホケホ、ケホケホケホ!」
「かな?かな!?」
声をかけても咳ばかりで、目も開けない。
すぐに部屋にある吸入器をかなの口に当てるが、咳は良くならない。
幸治はすぐに救急車を呼んだ。
そしてよく見ると、全身をかいている。
幸治は服を脱がしてかなの体を確認すると、全身が腫れ上がっていた。
「かな、口を開けろ!」
慌てて幸治がかなの口を開けさせようとするが、かなは開けようとしない。
咳をするが、喉をかきながら咳をするので、よく中が見えない。
そんなときに救急車が到着。
幸治はすぐにかなを救急車に乗せて、一緒に病院に向かった。



