医務室へ行って手当てしてもらったおかげで、一日ペンを持っても痛みを感じなかった。
だけど・・・・・・大学からの帰り、家に着く前に包帯を外すと・・・・・・。
「何これ!?」
水膨れが完全に潰れてる。
火傷した皮が大きくビローンってめくれてる・・・・・・。
包帯してたから安心してたけど、力を入れすぎたのかな。
「どうしよ・・・・・・。」
この手を幸治さんに見つかったら、、、
「おいっ!」
ハッ!その声は!?
ぶつぶつ言いながら家に向かって歩いてると、後ろから声をかけられた。
それは、
幸治さん
だった・・・・・・。
振り向いたものの顔を見ることができない。
この手、見られた?
自然と手を後ろに隠した。
「さっきから何ぶつぶつ言ってるんだ?」
「いや・・・・・・別に。今晩のおかずとかを考えてて。」
「さっきから呼んでも振り向かないし・・・・・・、
ってか、その後ろに回した手を見せろ。」
もうバレてる・・・・・・。
そして既に医者の顔をしてる。
「アハハ。」
「笑ってごまかすな!」
渋々手を前に差し出した。



