未知の世界4


大学、一時間目。






昨日家にいたときより、手に長いこと力を入れてるせいか、水膨れで手が痛い。






早く治らないかな。






とにかく次の時間は講義が入ってないから、医務室に相談にいこう。







コンコン








「失礼します。」







「どうぞ。」







いつかお世話になったことのある女性の養護員さん。





「あれ、久しぶりだわね。どうしたの?」





「あ、あの・・・・・・。これ。」







そういって右手の平を差し出す。






「あらぁっ!大きな水膨れ!!!







これはひどいわね!!!





水膨れはね、自然に潰れるのが一番いいのだけど、こんなところにこんな大きな水膨れだと、何かの拍子に潰れそうね。」







「はい、ペンを持つ時に痛くて力が入らなくて・・・・・・。」






「そうね。潰れて汁が出てきた時にばい菌が入らないように、ガーゼを当てて手当てしておきましょう。」






そういうと、テキパキとガーゼに包帯を軽く巻いてくれた。





「ありがとうございました。」





と頭を下げると、医務室を後にした。






廊下を歩きながら、痛みが引いた手の平を見てみたけど、こんな大きく手当てしてあると、返って目立ち、帰ったら幸治さんにばれてしまう。






これは帰る前に外さないと・・・・・・。