トントンッ 再び部屋の扉が叩かれたのは、夕方のことだった。 入って来たのは、昼過ぎに来るって予告していった進藤先生。 と、その後ろには幸治さん。 それから。 なぜか石川先生。 「大勢でごめんね。 どう?落ち着いた?」 昼過ぎに進藤先生が来た時に比べ、目の腫れは引いていたものの、心の中は何も変わらない。 「少し聞いてね、大事な話だから。」 そういうと、私の寝ているベッド沿いに椅子を持ってきて座った。 その後ろには、幸治さんと石川先生がいた。