未知の世界4


大学から帰ってくると、久しぶりだったうえに長いことカフェにいたので、疲れて部屋で寝てしまった。












「・・・・・・な。






・・・・・・かな?」






呼ばれてる気がして、目を覚ますと、そこには幸治さんがいた。






私は勉強机の椅子に座って寝てしまったみたい。






「疲れてたんだな。風邪引いてないか?」






と額に手を当てる。






「ん、大丈夫だな。






軽く喉見せて。」






と言われ、寝ぼけながら口を開ける。






「大丈夫だな。寝起きだから何か着てリビングに来いよ。」






少しずつ目が覚めてきて、時計を見ると、






ハッ!






「もうこんな時間!ご飯何もしてない!」








既に夜の8時だった。







「大丈夫。あるもので作ったから。リビング行こう。」  







わぁー、やっちゃった!






「ごめんなさい。」






そういうと幸治さんは振り返り、







「大丈夫だから。来年から仕事始まったら、俺もやっていかないと。







研修医は大変だぞ。」






そうか・・・・・・。







結婚するけど研修医にもなるんだ。






結婚式を1年後に控えて、ウキウキしてたけど、仕事を始めたらって考えると・・・・・・。







幸治さんの言葉を考えていると、






「どうした?」






リビングでテーブルについたら幸治さんから声をかけられた。







今の気持ちを言えば、きっと楽になるんだろうけど、まだ一年先のことにこんなに不安になってると幸治さんが知れば、結婚式が延期
なっちゃうかもしれない。






きっと大丈夫。  







「ううん、何でもありません。」






そう返事をした。