未知の世界4


幸治さんが帰ってきてもいいように、ご飯の準備。






帰ってきたらなんて言おう・・・・・・。






わかんない。
















なんて考えていると、こういうときの時間の流れは早くて、幸治さんが帰宅。







「痛みはどうだ?」





帰ってくるなり体調を心配してくれる幸治さん。






「もう・・・・・・すっかりよくなりました。





進藤先生がお昼から来てくれて。」






幸治さんの顔を見れないまま話す。







すると、






「ぃだいっ!!!」




  

幸治さんに両手で両頬をつままれた。





「そんな暗い顔してないで、ちゃんと食べれるところを見せなさいっ!」







「ふぁいっ!!!」






痛ぃ・・・・・・。




  
顔に跡ができるくらいつままれて、ようやく離してくれた。





ほとんどお風呂の後のご飯だけど、今日は先にご飯。


  



「ちゃんと食べれるところを見せてくれ。」






そういわれても・・・・・・。





食べれるのにわじと食べれないフリをしてる訳ではないのに。





食べたいとも思わないけど、食べようとしても食べられないだけなのに・・・・・・。





私が箸を動かすのをじっと見ている幸治さん。






仕方なく、みそ汁に手をつける。






ご飯を少し口に入れ、またみそ汁。





ちょっとしかお皿によそってないおかずを少しだけ箸でつまむ。






口に入れる。






う・・・・・・。            





作っておきながら、食べる気がしない。





なんでこうなったのか・・・・・・。





心臓を悪くしてから、食欲が落ちた。

 





精神的に弱くなってる時、忙しくて体力的にダウンしてる時は、すぐに食欲に現れる。





なんでだろう・・・・・・。






「手が止まってるぞ。」






ボーッとしていると忠告される・・・・・・。






「・・・・・・はい。」





なかなか減らない。






思い切りかきこんでみるけど、飲み込めない。






「今日はこの残りのみそ汁食べたら、いいぞ。」






そういわれ、みそ汁を口に流し込む。






「すごい辛そうだな・・・・・・。」






辛いです。トイレに行きたいです。





でも食事中だから良くないよね・・・・・・。





結局、幸治さんの食べ終わり、お風呂に入るのを待ってトイレへ駆け込んだ。