未知の世界4


「どう?体の痛みは?」





部屋に上がってもらって、煎れたてのコーヒーを出すと、隣に座るように促されながら、聞かれる。






「昨日よりはだいぶ痛みが引きました。」






「そう・・・・・・。実はね、僕が入っていいことなのか分からないけど。






幸治くんに昨日のことを聞いてね。





その、今朝湿布を貼らずに出勤してきたって聞いたもんだから。





幸治くんに許可を得て、君に湿布を貼りにと思ってね。」






夫婦のケンカを耳にしてしまったからか、すまなそうな進藤先生。





でも、私の体調のことは、全て聞いてると思うから、私には今更だった。







「すいません、わざわざ。






進藤先生は、今日お休みですか?」







「いいや、当直明けだよ。」







「ぇえっ!すいません!」







「大丈夫だよ。僕は隣のマンションだから、帰宅途中についでにね。」







そんな、すごい迷惑かけてるし。







「はい、じゃあ背中から貼るから、背中見せてくれる?」







あ・・・・・・、そうか。湿布を貼ってもらうには服を脱がなきゃ。






主治医の進藤先生でも恥ずかしいな。ブラジャーも外さないといけないし・・・・・・。







と後ろのホックに手をかける。






「あ、大丈夫だよ。外さなくても。」






え?そうなの?








幸治さん、昨日の朝、私をパンティ一枚にしてたよね?







もうっ!!!








ヒヤッ








湿布を貼られる度に体が冷えていく。








進藤先生も私の体が冷えないように、貼った湿布の上に手を当てていく。








貼るときに肩を固定している手から、温もりを感じる。








恥ずかしかったけど、下半身も貼ってもらった。







自分でやるとどうしてもズレちゃう。







「ありがとうございました。このためにわざわざ来ていただいてすいませんでした。」








「いや、このためだけじゃないよ。」







え?






そういうとコーヒーをすする進藤先生。