未知の世界4


トントントン





「かな、まだ寝てるのか?





仕事、行ってくるから。」





その声を聞いて、目が覚めた。





起きていって、会わす顔がない。





私が悪いのかな・・・・・・。なんか妙な罪悪感。





何も返事をしないと、幸治さんは家を出て行った。






少しして、一人でいることに、急に不安になった。






「ゲホッ!!!ゲホッ!!!





ハァハァハァ。






ゲホゲホゲホっ!!!」






突然、喘息の発作が出てくる。






苦しっ・・・・・・。







吸入器はこの部屋にはない。






いつもなら寝室にもおいてあるけど、こういう時に限って・・・・・・。







「ハァハァハァ。







ふぅ~」







しばらくすると、落ち着いてきた。







そういえば・・・・・・。








数日前に、そして一昨日の夜にも全速力で走ってたんだった。







それに自分の判断で吸入をしなくちゃいけないのに、してなかった。







ヤバい・・・・・・。







これを知られたら、幸治さんはもちろん、進藤先生も・・・・・・。






今は発作が起きないように、家にある吸入をして、少しでも寝て体力をもたせることだね・・・・・・。