未知の世界4


今日初めて喉を通っていく食べ物は、お茶だったことに、夕食時に気付いた。




気付くと喉が乾いてきた。




ごくごく飲んでいると、





「もしかして、かな・・・・・・。





何も口にしてなかったんじゃ。」





と怖い顔で尋ねる幸治さん。





小さく頷く。





「バカッ!」






ビクッ!!!





いつもより大きな声で怒られた。





「最近食べてなくても、忙しいと思って黙ってたのに、





水分もとらないなんて!





脱水症の恐ろしさくらい知ってるだろ?」






これは、ヤバい。幸治さんの顔が見れない。





「・・・・・・ごめんなさい。」





「謝って欲しいんじゃない。





このくらい自己管理できるだろ?」





「・・・・・・。」






もう何言っていいのかわかんない。





気付くと立ち上がっていた。





「座れ。






座って最後まで食べろ。」






言い終わる前に部屋に走った。





結局お茶しか飲まずに、夕食を終えた。