未知の世界4


ふぅ~





さっきはビックリした。





貧血って突然襲われるから怖いな。






トイレを済ませて、立ち上がる時も細心の注意を払った。





よしよし、今度は大丈夫。





トイレから処置室に行くと、





「おはよう。起きたみたいだね。





どう調子は?」





貧血はあったけど、まぁ寝て疲れは取れたかな。





「寝てだいぶ良くなりました。」





「そう、なら良かったね。





でもさっきふらついてたみたいだから、気をつけてね。」 





あ、既に聞いてるんだ・・・・・・。





「はい。」






ちゃんと言わなかった自分に恥ずかしくなり、思わず小さ声で答える。







「もう佐藤先生も上がる頃だから、ここで待ってなよ。」







「え!?」






もうそんな時間!?






「今ね18時だよ。」







「す、すいません!長いこと寝てしまって。」






「いやいや、心電図も結構長引いてたみたいだし。





それにだいぶお疲れのようだから、たまにはこういう日もないとね。






家にいたらいたで、家事しちゃうでしょ?」






「はい・・・・・・。こんなに寝られたのは久しぶりかもしれません。」







結婚式前の風邪の時はただ風邪と闘ってて寝てただけで、スッキリしたわけではない。







確かに久しぶりの熟睡。








それにしても、心電図が長かったなんて、嫌な予感。







あまり触れたくないな。