出会いそれは突然で、偶然で、桜が散りつつある通りを歩いてる時、キミと出会った。
多分まだ私にはわからなかったんだ、この
感情が「一目惚れ」だったなんて。
名前も知らない会ったことも無い私にキミは
「おはよっクラス楽しみだな!」
太陽みたいな笑顔、眩しい。
「じゃっ。」
そう言ってキミは自転車で横を通りすぎて
行った。
また会いたい、その言葉だけが頭の中を駆け巡る。
青空の下、突然流れ出した曲名の無いオルゴールの音色を聴きながら。
私は入学式へと向かう。