「と、兎に角…機体にて待機するぞ!すぐに命令が下される!!」

そう言うとシューマ達も格納庫へと向かう。

「サリア…どう思う?」

シューマは格納庫へと向かう途中サリアに質問した。

「そうね…連日、襲撃が来るなんて…」

「そうだ…ただの阿呆じゃ無いようだな?敵に此方の動きが…」

「筒抜けってことね?」

サリアは得意気に言った。

「おいおい…得意気に言うなよ…。ヤバイことだぞ?俺たちの戦力とかも分かるし…何より内通者の存在を疑う必要がある…」

「待てよ…内通者ったって怪しい奴は居なそうだぜ?」

レオンも会話に加わる。

シューマが言うと二人は何かを察したのか黙り込む。

「疑心暗鬼になるな…」

3人は会話をしている内に格納庫に到着した。

「どうするのよ?」

サリアはパイロットスーツのヘルメットを被りながら言った。