戦女神物語

「速い!!」

シューマはアウド機にビームマシンガンを撃ち込む。

アウド機の右腕を集中的に狙い破壊する。

「くそっ!」

右腕が熱暴走したか!

アウドは右腕をパージして後退した。

「そのまま撤退しろ!」

「はい!」

クロドに言われてアウドは撤退していった。

「ぐわぁぁ!」

つばぜり合いをしていた二人の決着が着いた。

ミハイルがキリングの剣を折りキリングを真っ二つにしたのだ。

「キリング!!」

クスィートがキリングの仇を取ろうとするがクロドに止められた。

「止めろ!コイツらは強い!それにあの死神のエンブレムの機体には気を付けろ…」

「死神の…?」

「奴は地球人の中で恐らく最も強い…次に奴を見付けたら逃げるか圧倒的戦力で潰すしかない…」

そう言うと二人は撤退を開始した。

「退いたか…」

シューマは二機が撤退するのを確認しシューマ達は戦闘を中止した。

「地上は終わった…残りは宇宙か…」

地上での戦闘は終わり後は宇宙だけになった…。

「隊長、レオンから通信が入りました。宇宙も敵部隊が撤退を始めたようです…。」

サリアが報告する。

サリアは援護をするため隠密行動を取っていたがシューマ達の戦いの前には無用だった。