戦女神物語

「当たらなければ!!」

敵機は3機…バズーカ持ちが1機にマシンガン持ちが2機いる。

シューマはバズーカの砲弾を避けて敵に肉薄するが迎撃のマシンガンにより接近を遮られる。

「シューマ!」

レオンはマシンガンを撃つ敵に目掛けてビームを撃ち頭部を破壊した。
そこを透かさずサリアが撃ち抜く。

「二人とも悪くないな。」

シューマは二人への認識を改める。

「当たり前だ!パイロット養成校を卒業してるんだぜ?」

「留年してるけどね!」

レオンが言うとサリアがバカにした様子で言った。

「ふっ…」

シューマは鼻で笑いながらビームサーベルでバズーカを持つ敵を両断した。

「鼻で笑うなよ!」

レオンは残る敵にビームライフルを撃つが避けられてしまう。

「くそっ!やっぱり当てづらい!!」

ビームライフルを機体の腰のホルスターにしまい実弾ライフルを取り出す。

「俺はやっぱりこっちの方が良いぜ!」

実弾ライフルを三点射した。
どれも敵を捉え敵機を行動不能にする。

「……ん?」


敵機の胸の辺りの装甲が開き中から人間が出てきた。
シューマは咄嗟にビームサーベルを格納し敵機から出てきた人間を掴んだ。

「地球人?いや…何だ?」

「よく、分からんが補給もしないと不味いし一旦ムラサメに戻るぞ!」

レオンに言われシューマ達は一度ムラサメに戻ることにした。