絶対そんなわけないじゃない。初めてでそんなタイム、出るわけない。あたしが15秒19を出すために、どれだけ苦労したか・・・!
あたしは家に帰ると、すぐさまパソコンを開いた。むかつく。このイライラを、誰かにぶつけたくてたまらない。
『イライラ 発散 すっきり』
ワード検索・・・。おっ、かなり引っかかった。あたしはその中から、裏掲示板を選んだ。そして、すぐさま書き込む。
『ニーナ:水泳部になんかうざいの入ってきた!あたしはめちゃくちゃ頑張ってきたのに!あっという間にタイム超えやがったぶっ殺す。しかも、水泳はじめてとか嘘ついてるしマジむかつく!消えろ』
投稿ボタンを押す。無機質な画面に投稿完了の文字。
「ふぅ〜。スッキリしたぁ」
あたしはそのまま眠りについた。
次の日。
学校に行くと、新しい机が一つ追加されていた。そこには、忌まわしき女、田口朝菜が座っている。そして、いくらかの女子と話している。もう、友達できたんだ・・・。
入ってきたあたしに気付くと、朝菜とその取り巻きが近づいてきた。何?
「ねえ、瑠璃さん。ちょっと来て」
そして、裏庭に呼ばれる。
「あんた、私の悪口書いたでしょ!」
やばい。ばれた?
「な、なんのこと?」
「すっとぼけてんじゃねーよ!」
昨日のぶりっ子とは想像がつかない言葉。
「ニーナっていう仮名で書いただろ!つか、結果が出ないのはお前の努力不足だろ!私にぶつけてくんなし!」
まあ、確かにそうなんだけど。ぐっと唇を噛む。
「お前、マジむかつく!許さない。あんなことみんなの前で書かれて、私がどんだけ恥ずかしかったかあんた分かる!?」
そしてその日から、地獄が始まったんだ。
あたしは家に帰ると、すぐさまパソコンを開いた。むかつく。このイライラを、誰かにぶつけたくてたまらない。
『イライラ 発散 すっきり』
ワード検索・・・。おっ、かなり引っかかった。あたしはその中から、裏掲示板を選んだ。そして、すぐさま書き込む。
『ニーナ:水泳部になんかうざいの入ってきた!あたしはめちゃくちゃ頑張ってきたのに!あっという間にタイム超えやがったぶっ殺す。しかも、水泳はじめてとか嘘ついてるしマジむかつく!消えろ』
投稿ボタンを押す。無機質な画面に投稿完了の文字。
「ふぅ〜。スッキリしたぁ」
あたしはそのまま眠りについた。
次の日。
学校に行くと、新しい机が一つ追加されていた。そこには、忌まわしき女、田口朝菜が座っている。そして、いくらかの女子と話している。もう、友達できたんだ・・・。
入ってきたあたしに気付くと、朝菜とその取り巻きが近づいてきた。何?
「ねえ、瑠璃さん。ちょっと来て」
そして、裏庭に呼ばれる。
「あんた、私の悪口書いたでしょ!」
やばい。ばれた?
「な、なんのこと?」
「すっとぼけてんじゃねーよ!」
昨日のぶりっ子とは想像がつかない言葉。
「ニーナっていう仮名で書いただろ!つか、結果が出ないのはお前の努力不足だろ!私にぶつけてくんなし!」
まあ、確かにそうなんだけど。ぐっと唇を噛む。
「お前、マジむかつく!許さない。あんなことみんなの前で書かれて、私がどんだけ恥ずかしかったかあんた分かる!?」
そしてその日から、地獄が始まったんだ。



