好きだと言う前に

「ああ…。」


「あれっ?お姉様、その殿方は誰?」


「わっ!!」


いきなり角から顔を出し、そう言った彼女は、私の妹だった。


「りんご……。」


「えへへーお姉様おかえりなさい!で、そのお方は?」


「…さきほど奴隷売買で売られていたから、私の話し相手として買った。レンゲだ。」


奴隷なんて、言いたくないけどな…。


「そうなんだー!!えへへっ、レンゲくん!わたしともお話してね!!」