“電車の駆け込みは やめましょうね?” “ちこくはダメですよ?” と口ぱくで あたしに話しかけてきた。 “とくん、”と心臓が音を立てたのを、今でも覚えてる。 これがあたしと恭夜の、初めての出会いだった。