「では。気を付けてかえってくださいね。」


「はい。櫻井さん警察だったなんてびっくりしました!」


「これでも一応警察なんで。越野さんのピンチには助けに行きますよ(笑)」


そう言いながら制服をピシッと整える櫻井さん。



ああもう...かっこいい。


「ピンチなんてきっとないですけどね!(笑)ありがとうございます。じゃあ、また!」


「はい。さようなら」







「かっこよかったなぁ...櫻井さん。」


帰り道、ぼそっと独り言を言いながら、私は家に帰った。