カランコローン
「いらっしゃいませー」
私たちは奥の席に座った。
わぁー。2人っきりだ!これってデート??
ひゃぁぁ!いや、でも付き合ってないし。
いや、でもでも男女が2人っきりでいたら
やっぱりデートよね?なーんて1人で妄想していると
「ハハッ井上さっきから顔やばい!百面相してる」
「えぇ??そんな変な顔してた?」
「違う違う!見てておもしろかったよ」
「やっぱ変な顔なんじゃん…」
「違うって!それよりも腹減った!なんか食べよーぜ」
それよりもって…まぁいっか!笑ってもらったし!はぁ。私ってなんて単純なんだろう。なんておもいつつ
「うんっ!なんか食べよ!朝ごはん食べてないからお腹すいてたんだぁ」
と答えた。それから蒼衣くんはオムライスあたしはカルボナーラを食べた。
「1.960円になりまーす」
あたしがお金をだそうとすると蒼衣くんはそれをとめてあたしの文まで払ってくれた
「あの、お金……」
「いいよ。そんなの!俺が誘ったんだし」
「それより早くしなきゃまた電車に乗り遅れるぞ!」
「う、うん。」
蒼衣くんに急かされながら私たちは走ってきて駅に行った。
「今度は間に合ったな」
頭をポンポンされた。
キュン。またキラキラの笑顔をみせてくれた。
ドキン…ドキン…胸がキュゥってなった。
