私は猛ダッシュして駅に行った。

階段を急いで登っているとズルッ
ヤバイおちるーーーー
ん?あれ??おち……てない?!

「大丈夫か?ってあれあんた昨日の…」

聞き覚えのある声、爽やかに香るシトラスの香水───。

「昨日の爽やかくんだ!」
「あ、あにょ昨日はありがとうございました!あと今も・・・」
ふぁーー。かんじゃったょー。恥ずかしぃ…しかも爽やかくんって…
と、1人であたふたしていると

「プッハハハ!あにょって(笑)しかも爽やかくんってなに(爆笑)」

「自己紹介まだだったね。俺は蒼衣 遥斗よろしくってお前俺と同じ高校なんだな」

あ。ホントだ。昨日はあたしもはるとくんもバタバタしてて気づかなかったのかな。
「そうみたいだね!あたしは井上 愛理よろしくね?蒼衣くん」

「よろしくな井上。井上は何組なの?俺は2組だょ」

わぁ~井上だって////しかもニコってされたよ。ヤバイヤバイ////もぉ、鼻血もんだよぉぉ。。ひとりで興奮していると

「井上??」
「はひゃ??!」わぁー変な声出しちゃった。はずかしい!!あ、また笑われたガーン

「いや、だから何組?」

「あ、あたしは3組だよ。隣のクラスだね!!」

と話しているうちに電車に乗り遅れてしまった

「わぁー。。蒼衣くんごめんね??わたしのせーで……」

「井上のせーじゃねーよ!それよりも次の電車くるまで暇つぶしてよーぜ」
と言われたので近くのファミレスに入った。