――――――― 「先生~どうしよ~。もう好き過ぎて。」 「んー、卒業するまで待つこと。」 「無理無理、誰かにとられてしまう。」 「あと半年やろ? 赤星さん、待つことも大切。」 「ねえ!先生の話聞かせて!?」 「教えない、元気なら授業行きなさい。」 「ええ~ケチい。」 私はあれから養護教諭の免許をとって 高校の養護教諭として働いている。