「これでよかかね。」 あれから二日後 先生から家を片付けたから来ていいよ と 連絡がきた。 わたしはさっそく引っ越しの準備をした。 「綺帆さん。」 「なに?」 「はいこれ。持っていきな。」 お義姉ちゃんがイヤリングをくれた。 「え!いいの?」 「綺帆に似合うわ。」 「ありがとう。」