――――9月30日 夕方6時 福岡空港 「伊織ー、ホントにありがとね。」 「いやもうまじ腹立って、手紙見てなかったらごめんね。でも先生が後悔するだけやと思うから。」 「大丈夫だよ。」 見送りには伊織を始め、クラスメイト、部員、顧問、担任 などたくさんの人が来てくれた。 もちろん、大和先生は来ていなかった。 みんな別れを惜しみながらも “ がんばれよ ”と励ましてくれた。