「先生座って!!」 「ん?」 よいしょ、そう言いながら先生は座った。 私は深呼吸をした。 「あのね、うちのお母さんとお兄ちゃんが亡くなったのは知っとるよね?」 「ああ、学年ちがくてもそれはみんな知るからな。」 「それでね、……大阪に行くことになりました…。」 「…え。」 「退学して、大阪の知り合いの家に行くの。」