二十歳の約束


…まただ。
また胸がトクンと高鳴った。

「え?」

「ん?」

「嘘。」

「嘘じゃないよ。岡田が卒業するまで待ってる。卒業したら一緒に行こう。」

「…約束ね。」

私たちは確かではない約束をした。

私が卒業する頃にはきっと先生は忘れてるんだろうな。