「てかさ、うち気になる人できたんだけど、
雫聞いて!」
「え!誰誰誰?」
照れたように、未来は
「5組の古河君…キャー!恥ずかし!」
ドタドタと足を踏みならしながら、
真っ赤な顔を隠すように、手で顔を覆う
「まじで?てか、古河君って、誰?」
突然の告白に驚いたものの、重要な古河君を
知らない私ははてなマークを浮かばせながら
未来に聞く
「は!?まじで、言ってんの沙耶それ!
もう仕方がないな〜、連れてってあげるから
早くご飯食べて!」
急いでご飯を食べる羽目になった、私達は
その後無言でご飯を口に流し込んだ

