「そうだ。セリナ。白雪が、結婚するんだ。隣の国の王子とな。行くだろう。結婚式。私は、行く。愛する娘だ。」

「……王様。私も出席いたして、良いのでしょうか。」

「勿論だ。お前は、白雪の母。なのだから。」

「はい。王様。喜んで、出席させていただきます。」