「林檎はいらんか?真っ赤に熟れた林檎。パイにしても美味しいよ。まずは試食で、1口かじってみなさい。」

白雪姫は、美しかった。心まで真っ白。黒い艷やかな髪。

「あらおばあさん。ありがとう。では、1口。頂くわ。カリッ。」

食べた!やった。やった。
これで愛は、私のもの!

「お、ばぁ、さん。。。」

バタン。

そうだ。消えればいい。消えれば!